マイクロラーニングという学習スタイル
マイクロラーニングとは、世界中の人材開発関係者が集う国際会議、「ATD 2017 International Conference & Expo(ICE)」(
ATD=Association for Talent Development)でも注目され、単独のカンファレンスがある、世界が注目している人材育成の一つです。
”Microlearning—learning in short bursts that anyone can access anytime—is the next big thing in learning and development.”
マイクロラーニング – いつでも誰でもアクセスでき、短時間で一気に学習する仕組みは、今後の人材教育と人材開発の大きな課題と言えます。
マイクロラーニングとは、1分から~5分程度の細分化された学習コンテンツを動画やWebコンテンツの形で提供し、好きな時にアクセスして自学する、教育・学習方法です。
今までのeラーニング教材と言えば、30分から1時間以上の授業を流し視聴学習をすることが主でしたが、マイクロラーニングを使うことで、通勤時間、昼休み、家事の合間、休憩時間といった仕事、家庭や学校などでのすき間時間を有効に活用して学習できるのです。デバイスもパソコンからスマートフォンやpadなどモバイルデバイスを中心に考えて行くようになってきています。
マイクロラーニングはすでに使われている
私は会員ではないので、詳しい事情はわかりませんが、
Youtubeの「How to」コンテンツや動画マニュアルなどは、すでにマイクロラーニングと言えるもののようです。
ここに来て、世界的な人材育成期間がこれらの動画コンテンツについて「お墨付き」を与え、積極的に活用しようという流れになって来ているのだと思われます。
マイクロラーニングはあくまで補足
1日数分の教育コンテンツのメリットは、習慣性と言えます。少しずつでも学習することを継続できる仕組みがマイクロラーニングにあり大変有効です。長時間の講座と違い、深い内容、詳しい学習はできないので、あくまでも講座の補助として活用する方法が一般的のようです。
また、小規模のコンテンツなので、製作、修正、追加などの変更、加筆が容易にできるというのはマイクロラーニングのメリットと言えます。
マイクロラーニングのコンテンツ作成にアニメーションは有効
手前味噌ですが、マイクロラーニングの教材として、アニメーションコンテンツはコスト、スピード、表現力で大変有効なコンテンツと言えます。
ビューレットビルダーで作る動画マニュアルもアニメーションの一つ。
マイクロラーニングのようなコンテンツが世界的に注目されるようになって来ました。 コンテンツのご相談なら、当社までお問合せください。