マニュアルは読まれない
組織の中では、日ごろたくさんのマニュアルが存在します。
最近は、パワーポイントが日常に使われ、だれでも簡単にマニュアルを作ることが
可能になったため、
各部署、ソフトウェア等、様々なマニュアルが存在し、増え続けています。
日々の仕事が忙しい社員にとって、マニュアルを読む時間を捻出することは大変です。
しかもマニュアルを読んでシステムの使い方をマスターせよ!といわれても
中々 思い通りにいかないものです。
その結果、マニュアルを読まず、ソフトウェアを使いこなせない。
社内システムの担当者の悩みは、
マニュアルを読まれない=システムの稼働率が低い、その結果
想定している生産性が上がらない=サポートが忙しい
当社の制作案件でも、このような問題をよくお聞きします。
折角のシステムを導入しても、使ってもらわなければ意味がありません。
そのためにも、使ってもらうための仕組み、マニュアルを読んでもらう工夫が大切になります。
読まれないマニュアルに対して、当社では長年、動画マニュアルを提案し、
多くの企業様で導入していただいていますが、
ただ動画にすれば、いいというわけではありません。
今回は、動画マニュアルを作る上で予め考えておくべきことについて
大切な3つのポイントについてお伝えします。
動画活用最初に考える3つのポイント
1:必要な情報のみを動画にする
マニュアルが読まれない原因として、情報量が多すぎること。
家電の分厚い取扱説明書のごとく、必要な情報がどこにあるのか?
探すことが大変手間になっていることが多いようです。
動画マニュアルの場合、できるだけ情報量を絞り、簡潔なシナリオを作ります。
当社でお勧めするのは1コンテンツあたり、情報量にして2分前後をめざし、
伝えたい情報も絞り込むということです。
2:必要な人のために動画を作る
動画マニュアルは、時系列で伝えることができるため「わかりやすい」
「操作がイメージできる」というメリットがあります。
実際の場面をイメージできる動画マニュアルは、導入初期のユーザーに効果を発揮しますので、
利用者を初心者、導入初期のユーザーに絞って作成することをおすすめします。
ソフトウェアの場合、システムによって操作手順の「くせ」「特徴」がありますが、
動画を使うことでひととおりのパターンが理解でき、
操作のパターンも導入時に把握できるようになります。
導入者には、何度も動画を見ていただくことで、ソフトの「くせ」を自然に覚えてもらうと
良いようです。
3:キーワード、タイトルを考慮する
マニュアルの弱点の一つとして、該当する項目が見つけにくいということがあります。
ユーザーはわからない時などにマニュアルを開き、目次や文章のタイトルで項目を選びますが、
タイトルがわかりずらいと、探すことができず、あきらめてしまうことが多いのです。
(その結果サポートに直接尋ねてしまう・・・)
動画は中身まで検索することができません。 そのため、タイトルや概要をしっかり記述しなければ
どのような動画なのか? 見る価値があるのか?という判断ができないものです。
これはウェブで公開する時も同じです。動画はタイトルと概要を通して再生するか判断されること
忘れないようにしましょう。
例:×エクセルの使い方 その5
具体的に何を行うのか?ということをタイトルに書きましょう。
★マニュアルはあくまで、システム稼働率を上げ、効果を上げてもらうためのツールです。
マニュアル作りが目的ではありません。稼動率、サポート効率化を目指して動画を活用しましょう。
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[…] 参考:動画マニュアル活用 最初に考える3つのポイント […]
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