Adobe Flash Playerサポート終了
FlashPlayerの終了に伴い、今後Flash機能についてのサポートも終了いたします。恐れ入りますがどうぞよろしくお願いいたします
Adobe Flash Playerサポート終了情報ページ
アドビは2020年12月31日でFlash Playerをサポートを終了するため、2021年1月12日以降、Flash PlayerでのFlashコンテンツの実行をブロックします。すべてのユーザーの皆様にはFlash Playerを直ちにアンインストールし、ご自身のシステムを保護することを強く推奨いたします。
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eラーニングの教材コンテンツの標準規格としてSCORMという規格があります。ビューレットビルダーはeラーニング用教材を作成できますが、SCORMについての対応はどうなっているのか?SCORMの詳細と対応について解説します 参照: ビルダーで作れる eラーニングコンテンツ
SCROMとは?
SCORM(Shareable Content Object Reference Model)とは、Webをベースにしたeラーニングで利用される標準規格や仕様の集合のことである。SCORMには、クライアントサイド(この場合はeラーニングを利用して学習するユーザのパソコン)とサーバサイドとの間で行われるコンテンツに関するやり取りに関する規定が盛り込まれており、米国の標準化団体であるADL(Advanced Distributed Learning Initiative)によって策定されている。SCORMは、1997年の初出以後、何度か改訂されており、日本では、NPO法人である日本イーラーニングコンソシアム(略称eLC)によって日本語版が公開されている。
eラーニングでは、通常のWebサイトのようにHTMLにより画面を表示するだけでなく、演習問題の表示・正誤判定・採点、学習時間・演習解答習得状況などのログ取得を行う必要があります。これらの機能は通常のWeb技術、つまり、CGIやJavaなどを使えば実現可能で、教材を一塊のWebアプリケーションプログラムとして作りこんでしまうことも可能です。しかし、このような教材は別のサイトへの移植は非常に困難です。
このような問題点を解決するためにWBT(WEb Based Training)を構成する際に、各教材に共通の機能と教材ごとに固有の機能を分離し、共通部分をLMS(Learning Management System)、固有の部分を教材コンテンツとしてとして開発する、という発想が出てきます。
LMSとコンテンツが分離していれば、コンテンツ部分だけを開発の対象とすれば良く、異なるLMSに載せることも簡単に行えます。
LMSとコンテンツを分離するということは、両者間のインターフェースややり取りするデータの形式を規定するということです。SCORMはこのようなLMSとコンテンツの間のインターフェースやデータ形式を規定した標準規格です。
ビューレットビルダーのSCORM対応
ビューレットビルダーで作成されるコンテンツはSCORMに準拠したデータ形式で出力することが可能です。
SCORMの規格 SCORM1,2 SCORM2004 に準拠しています。
SCORM準拠ファイルの作成方法
プロパティの設定
プロジェクトのプロパティから「質問オプション」を選択し、アドバンスタブにて設定します。
「質問オプション」では、SCORMのほか、採点方法、制限時間などテスト形式のeラーニング教材の設定も行えます。
パブリッシュでSCORMを選択する
パブリッシュメニューから追加をクリックし、SCORMを選択します。(AICCの出力も選択可能)SCORMの規格をSCORM2004 もしくはSCORM1.2どちらかを選択します。
さらに詳細の設定をアドバンスドをクリックして行えます。
あとは出力し、ファイルをシステムに設定してください。
LMSでの動作確認
LMS(Learning Management System)での動作確認は当社では行っておりません。恐れりますが、ビューレットビルダーでSCORM準拠コンテンツを作成し、確認をしていただきますようお願い申し上げます。
ビューレットビルダー体験版でもSCORM準拠のコンテンツが作成できます。まずは体験版でお試しください。